はじめに
皆さんこんにちは!
薬剤師のJONです
友人のショーンですー
今日は、多くの人が悩んでいる「むくみ」について書いていこうと思います。
実は作者のJON、男ですがたまにむくむことがあります。
特に足がむくむのですが、一つだけ気を付けたら治りました。
今回は男の僕も治ったその対処方法と、なによりむくみといったら特に女性!!
むくみは、女性の30~40%の方が経験したことがあると言われているとても身近な症状でもあるので、なぜむくみが起こるのか、なぜ女性に多い症状なのかをまとめていきたいと思いますので是非最後までお付き合いをお願いします!
最後まで読んでくれた暁には、むくみとは無縁の生活に近づけることをお約束します。
そんな約束しますとか言いきって平気?責任持たないよ俺は?
いきなりの責任転嫁。さすがとしか言えないよ君は。
100%約束するのはね、難しいのでね、そこはね、みんな大人でしょ?
とにかく、少しでもむくみを改善したい方と、むくみに悩まされている方に向けて、薬剤師として真剣に書いていきますので、何卒宜しくお願い致します。
ではいきましょう!
むくみの原因
まずさ、むくみって何?原因は?俺でもわかるようにね
本当、いつも教えてもらう側の態度じゃないよね……
そもそもむくみってどんな症状?
まずむくみとはどんな症状なのか?
一言で言うと、足がパンパンに張って変な感じ。あーーー、むくんでるなあって感じです。
ふざけているわけではなく、本当にこんな症状を感じますよね?
肌に弾力がなく、靴下の跡が消えなかったり、指で押しても肌に張りがないから皮膚に指の跡が残ったりします。
これがむくみの主症状です。
イメージしにくい方は、飛行機に長時間乗った後の脚の感じを思い出してください。それです。とにかく足が張っているイメージを持てたらOKです。
では症状がわかったところで、なぜこういったことが起こるのか、原因を見ていきましょう!
一番の原因は筋力不足と食生活!
まずむくみの原因は以下の通りです。
- 筋力不足
- 加齢
- 塩分過多
- 持病によるもの(慢性的)
原因は塩と水分と筋肉かな。
何だよそのクロスワードみたいなヒントの出し方
題で「一番って言ってるのに2つじゃん」って聞こえてきそうですが、それは無視します。
そして最後の「慢性的なむくみ」はこれから説明する一過性のむくみとは異なり、病気が関わってくるので今回は省略します。
さて、この中で特に女性に多いのが筋力不足からくる「むくみ」ですね。
血液は心臓から押し出され、大小の血管や組織関係なく全身をくまなくめぐって栄養を各組織に送るのですが、その過程で大きな障害にぶつかります。
それは「重力」です。
重力があることで、足から心臓に血液を戻すときに、通常以上の力が必要なのはイメージしやすいと思いますが、心臓に血液を戻すために血圧を上げるのは命の危険も出てきます。ここで活躍するのが「ふくらはぎの筋肉」で、心臓に戻すために大きな役割を果たすんですね。
ふくらはぎの筋肉が血管を助けてあげることで、無理やり血圧を上げる必要もなく、安全に心臓に血液を戻してくれます。
人間て本当に無駄のない作りになっていて感心します。
お前も人間だろ。どの立場から言ってんだよ。
女性に多い原因は筋肉不足
とにかく、ふくらはぎの「筋肉」が重要なのはわかってくれたと思います。
ではなぜこれが女性のむくみと関係があるのか?
それは、単純に女性の方が男性よりも筋肉量が少ないからです。
筋肉が少ないと、心臓に血液を戻しにくくなり、結果として足がむくみやすくなる。
そのため男性よりも女性に多いんですね。
もう一つ、女性に多い原因が「過度なダイエット」です。
正しいダイエット法ではなく、食事を抜くだけのダイエットだと、脂肪と一緒に筋肉まで減ってしまい、結果としてふくらはぎの筋肉まで減ってしまいむくみやすくなる。
少しくらいムチってしていても、あなたたちはかわいいので、無茶苦茶なダイエットは今すぐにやめましょう!
月経によってホルモンバランスが変わりやすいのも原因になりますが、こればかりは生理現象なのでどうしようもないです。ここは諦めましょう。
塩分過多な食事もむくみの最大の原因
女性に多い原因が筋力不足なのに対し、男性に多いのが塩分過多な食事です。
塩分と…むくみ…?
血管と細胞は「浸透圧」という力で絶妙なバランスを保っています。
もっと簡単に言うと、シーソーの真ん中のように、水分が絶妙なバランスで保たれているようなイメージです。
塩分の多い食事を摂ると、血管の水分量が少なくなってしまうので、細胞から血管に水分を渡してバランスを保とうとします。
もともと細胞の中に存在した水分が、今はバランスを保つために血管中に行ってしまったので、細胞は水分が足りませんね?
これが原因でむくみがおこり、さらにはのども渇いてしまうんですね。
細胞が水分不足に陥るから、のども乾く。
そのまま塩分の高い食事を続けると、これが無限ループ。ただの悪循環ですね。
細胞は水分不足だけど、血管内は水分過多。これが塩分とむくみの関係です。
一般的に男性の方が味の濃い食事が好きだし、ジャンクフードも好きなので、普段から多くの塩分を摂取してしまっているのですが、筋肉量が多い分むくみに気が付かない方も多くいます。
まあ、要するに塩分控えめにしろよってことね。はい、理解した。
まあ…そうだね。
塩分が細胞の水分を減らして、血管の水分を増やすって覚えてくれればいいよ。
水分不足も塩分と同じ!
夏場とかに起こりやすい、汗をかいて水分不足も塩分過多と同じ理由で説明できます。
要は、水分を取らないと血管内が水分不足でどろどろになる。そうすると細胞が血管内に水分を渡す。細胞が水分不足になる。
ね?理由は同じでしょ?
なので、しっかり水分は摂りましょう!こまめに摂るのが大事ってよく聞くと思いますが、これがちゃんとした理由です!
ではこのむくみを治すのはどうすればいいの?と思いますよね?
次を見ていきましょう!
薬剤師のJONはむくみ改善と予防に水を飲む!
水を2~3L飲もう
まず、何よりも水が良いです。
筆者のJONは、夏なら毎日3L、冬なら毎日2Lは飲むようにして、むくみとは無縁な生活になりました。
ここで大事なのが、お茶でもなければコーヒーでもなく「水」であることが重要です。
むくみの最中は、血管内の水分が多くても細胞はカラっカラですので、単純に水分を多めに摂取することで大抵のむくみは治ります。
血液もサラサラになり、血液も血管内を省エネルギーでスイスイ動いてくれていいことだらけなので、水を飲むことを初めに行ってください。
スポーツドリンクもいいですよ。ただし、スポーツドリンクはミネラルは入っていますが、糖分がとても高いので飲みすぎには注意してください。
JONは水はどのくらい飲むの?
目安は2~3Lかな。
1~2時間おきにトイレに行くくらい。
1日6Lを超えるような水の飲みすぎは危険なのでやめてほしいですが、2~3Lくらいは飲んだ方が良いですよ。
水を飲むことは単にむくみを改善するだけでなく、体の60~70%が水分の人間にとってとても良いことなので、是非試してみてください。
脚をマッサージしよう
脚をマッサージするのもとてもいいです。
ゴリゴリマッサージするのではなく、筋肉をほぐす感じで、痛気持ちい程度のマッサージで十分効果がありますので、頻繁にこれは行っていきましょう!
立ち仕事の人も、デスクワークの人も、1分くらいのマッサージする時間位取れますよね?
これはやりましょう。かなり変わりますよ。
そして個人的にもう一つ、ジムに通い始めたのも大きいですね。
筋肉量を増やし、足に血液が溜まりにくい環境を作ったのも、むくみとさよならできた大きな要因かなと今になって思います。
階段を使ったふくらはぎのトレーニング
筋肉を付けることも大事です。
流れはこうです。
- 階段のふちに足先だけで立つ。
- そのままかかとを下の階につけるように落とす
- つま先立ちする
- 10回繰り返す
これ、めちゃくちゃふくらはぎに効きます。
ふくらはぎムキムキになっちゃうの嫌よ!
こういう人もいるかもしれませんので、先に言っておきますが逆です。
ふくらはぎが引き締まって、とてもきれいな形になりますよ!
もちろんやりすぎたらムッキムキになりますのでお気をつけて。
回数も10回ほどで十分ですし、時間も場所も取らないので、是非試してみてください。
薬は二日酔いの薬でOK
むくみと二日酔い?と思う人が多いと思いますが、これで間違ってないです。
OKなんです。
二日酔いは脳のむくみです
二日酔いの症状で多いのが「頭痛」ですが、これは脳内に水分が多くなってしまい脳を圧迫することで頭痛が起きるのですが、二日酔いの薬はこの水分量を適切な量に調節してくれる働きがあるので頭痛を和らげてくれます。
だったら他のむくんでいるところの水分も調節してもらおうよ!
もちろん全身のむくみに効果があるので、足のむくみに対しても効果はありますので安心してください。
薬はこちらがいいですよ!
どちらかといえば五苓散がおすすめになります。
筆者のJONも二日酔いの時はもちろんのことですが、むくみに対しても五苓散を服用し、お水をたくさん飲むようにしています。この組み合わせが最高です。
是非試してみてください。
まとめ
今日はむくみについて書きましたが、いかがだったでしょうか?
むくみといっても様々原因がありますが、一過性のものであれば少しの努力で改善することは可能です。
運動する、水分を多めに摂る、ストレッチする、マッサージする、食事に気を付ける。
これらを気を付けてもらえればむくみを抑えることも可能なので、是非むくみで悩んでいる方がいましたら実践してみてください。
どうしてもわからなければメッセージください。アドバイスさせていただきますよ!
皆さんがむくみから解放されますよう願って、今回は終わりにしたいと思います。
では今回は以上です。
以上、薬剤師のJONでした。
またねー。
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