【薬剤師が解説】口内炎に効く市販薬はどれ?原因のビタミン不足と食事の内容で治し方のヒントがわかる!

市販のお薬
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はじめに

皆さんこんにちは。

JON
JON

薬剤師のJONです。

ショーン
ショーン

友人のショーンですー

今日は地味に痛くて煩わしい「口内炎」について記事にしていこうと思います。

早速お聞きしますが口内炎はどうして起こるか知っていますか?

口内炎って邪魔ですし、ご飯食べる時に同じ部位を噛んだりして悪化した経験はありませんか?

今日はそんなところも触れて口内炎の治し方やおすすめのサプリメントの紹介も行っていきますね。

では本日もよろしくお願いします。

行きましょう!

口内炎とは

ショーン
ショーン

アタッ!知らない間に口内炎ができてた。最悪。
JON早く治し方教えて

JON
JON

いつも高圧的だよね。すごいよホント

口内炎とは、口腔粘膜にできる炎症のことを指します。簡単に言うと、口の中が何らかの原因によって炎症を起こした状態のことです。

その原因も様々で、ストレス、食生活の乱れ、暴飲暴食など多岐にわたりますが、一般的にはビタミン不足が原因になります。

そしてそんな口内炎にはいくつか種類があります。

  1. アフタ性口内炎
  2. 外傷性口内炎
  3. カンジダ性口内炎
  4. ヘルペス性口内炎

大きく分けてこの4タイプに分かれます。

アフタ性口内炎

では、まずはアフタ性口内炎から説明していきましょう。

アフタ性口内炎は、一般的に「口内炎」と呼ばれ浸透している種類のものです。

皆さんも身に覚えがあると思いますが、口の中に白っぽい円形のものが1つか2つあるタイプのもので、ほっといても1週間程で治ります。

自然治癒するタイプの口内炎ですが、原因を見極めて対処しないとすぐにぶり返します。そして原因として多いのがストレスや栄養不足とされています。

ストレスはその原因から距離をとることで治りますが、意外と多いのがビタミンB2の不足によるものです。

これが一般的な口内炎ですが、サプリメントや医薬品を服用することで治りを早くできますし、再発予防もできるので積極的に服用することをおススメします。

口内炎の時だけでなく普段から服用しても問題ないですし、ビタミンB2を摂るならおすすめは医薬品のビタミン剤です。

いろいろな記事で同じビタミン剤をおすすめしていますが、それだけ普段の生活に栄養が重要ということです。

他には、口内炎に対して有名なチョコラBBがおすすめです。

口内炎といったらチョコラBBは有名ですし、ビタミンB2の成分量も文句のつけようがありません。おすすめです。

外傷性口内炎

ショーン
ショーン

俺よく噛んで、口の中血だらけになることあるよ

JON
JON

落ち着いて食べなよ。たのむから。

このタイプは口の中を噛んだり、虫歯などの外部刺激によって粘膜が傷つくことで発症するタイプの口内炎です。これはかなり痛いです。

特に噛んだところは気を付けていても、何度も同じところを噛んでしまうことで治りが悪いです。

しかしそうはいっても、これも基本的には自然治癒でOKです。

もし薬を使用する際は貼れるタイプがおすすめです。

口内炎治療薬を貼ることによって外傷を守ることが出来るので、再度噛むようなリスクを減らすことが出来ますし、痛みを遮断することが出来ます。

トラフルダイレクトは強力に炎症を抑える成分が配合されているので、迷ったらこれでいいと思いますよ。

カンジダ性口内炎

ショーン
ショーン

カンジダって口の中にもできるの?
市販薬で治る?

JON
JON

カンジダは市販薬は無理。病院に行って治して。

このタイプは厄介です。

まず口の中には、ある程度菌が常在しています。これを常在菌といい、いい菌も悪い菌も絶妙なバランスを保って生育しているのが人間にとって正常な状態です。

しかし、このバランスが何かのきっかけで崩れてしまうとカンジダ菌が異常に増えてしまい発症するのがカンジダ性口内炎です。

バランスが崩れる原因は様々ですが、共通して言えるのが体全体の免疫機能が下がることで口腔内のバランスも崩れ、結果として発症します。

症状は、口の中がまだら状に白くなり、また白い苔のような症状が口の中全体を覆う病気です。

一般的に完治には1か月程度かかるうえに、この種類の口内炎は市販の薬では治りづらいので処方箋でもらった薬で治してください。

これが近道です。

ヘルペス性口内炎

JON
JON

すぐ病院に行って!

ウイルス感染から起こるタイプの口内炎ですので、すぐに病院に行ってください

一応症状は書きますが、症状が似ているようなら受診してくださいね。

まず発熱、それも高熱が数日続いた後、口の中には水泡状の突起物が多数できます。

ここでの説明が時間がもったいないくらいなので、もし疑いがある方は今すぐ支度をして病院に行ってください。お願いします。

種類と原因は以上ですね。次に行きましょう!!

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薬剤師がおすすめする口内炎治療法は?

ショーン
ショーン

JONも口内炎なるでしょ?
どうやって対処してるの?

JON
JON

基本的には放置しちゃうよ。
ひどいときはビタミン剤飲むかな。

私は基本的には放置することが多いです。放置しても3日もあれば症状は治まることが多いですが、たまに舌の先などの絶妙な位置にできたりしませんか?

そのような気になる痛みが生じるときは、ビタミン剤の服用をするようにしています。服用するビタミン剤は先ほども紹介したこちらです。

正直こちらの商品は栄養摂取のために毎日服用しているので、口内炎だから特別に服用しているわけではないのですが、これにはビタミンB2が含有されているので服用しています。

私の他の対処方法としては、食品から栄養を摂取することも意識しています。

普段よりもビタミンB2が含有されている食品を多めに摂り、早めに寝る。

口内炎はビタミン不足で発症しますが、ストレスや免疫力とも大きく関係しているため栄養を摂り、早めに寝るのが大事です。

これによって自律神経も整い、結果として免疫力アップにつながるためです。

当たり前のことですが、早めに寝て栄養を取り 、ストレスを溜めないようにするのが口内炎にも大事です。

ちなみに、免疫力をアップするためにはこちらの記事がおすすめです。

要は栄養を摂ってもらいたいです。再発を防ぐためにも食品とビタミン剤で栄養を補いましょう!

では私が気を付けて摂る、ビタミンB2が多く含有されている食品を紹介しましょう。

口内炎に不足しがちな成分を含む食品

さて、ビタミンB2が多く含有されている食品をご紹介します。

ビタミンB2を含む食品
食品必要量
レバー40g
牛乳1000ml
ブリ500g
納豆5パック
ホウレンソウ800g

食品の中でも含有量の多いものを記載しましたが、これだけの量を摂るとなるとかなりの量になります。

この量を毎日とるのは難しいので、ここは潔くサプリメントや医薬品に頼りましょう!

サプリや医薬品に頼るのは悪いことではないですよ。栄養不足して病気になるほうが大変です。

口内炎は軟膏と貼付薬どちらがいいの?

ショーン
ショーン

食品とかビタミン剤が大事とはいっても、やっぱり口内炎の薬も使いたいのよ。どの種類がいいの?

種類がいくつかあるけど、要は使い分けかな。
違いを紹介するよ!

市販されている中には軟膏タイプと貼り薬タイプのものがありますが、基本的にはどちらを使用しても問題ありません。

なぜなら成分は同じことが多いからです。

しかし外傷性の口内炎の場合は、外部刺激から守ってくれるので貼り薬のほうがいいと思います。

アフタ性口内炎の場合も同じです。

あまりにも外部刺激が強くて痛い場合、例えば食事や飲み物が痛い、会話がつらい場合は貼り薬がいいと思います。

ただ貼り薬は不快感もあるので、気になるようでしたら軟膏タイプでOKです。

いろいろ書きましたが、要は刺激の痛みが強いなら貼り薬、我慢できる痛みなら塗り薬でいいと思います。

ぜひ自分に合ったタイプの薬を使用してください。

口内炎にイソジンが効くって本当?

ショーン
ショーン

こんな話を聞いたけど本当?効くの?どうなの?

JON
JON

俺は効かないと思う。

口内炎がイソジンで治るような話を聞きましたが、私はこれには全く信ぴょう性がないと思っています。

イソジンは殺菌がメインなので、炎症を抑える効果は弱いです。そのため炎症によって発症する口内炎には全く効果はないと思います

しかし、イソジンと同じ用途で使用するアズレンであれば効果はあるかもしれないです。そもそもアズレンには炎症を抑える効果があるので、のどが炎症して痛いときに炎症を抑えるために使用します。

イソジンを使うくらいならアズレンを使用したほうがいいと思いますが、どちらにせよ口内炎に使用するのはおすすめはしません。

やはり、専門薬を使用することを推奨します。

まとめ

今日は身近な口内炎について書きましたがいかがだったでしょうか?

一般的に言われている口内炎のタイプは自然治癒でも治りますが、放置では治りが遅かったり不快感が強かったりもするので、ぜひ薬物療法も視野に入れてみてください。

薬やサプリメントを服用することは悪いことではありませんよ。

それ以上に、栄養不足になって病気になるほうが体にとっては最悪です。

サプリメントや医薬品を効率よく摂って、しっかりとした睡眠、食生活を送ることが健康な生活を送るためには大事ですので、意識してみんなで健康に過ごしましょう!

口内炎の為にも、健康に過ごすためにも免疫力を落とさず!

では本日は以上になります。

以上、薬剤師のJONでした!

またねー

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