はじめに
皆さんこんにちは!
薬剤師のJONです
友人のショーンですー
今日は、市販されている「寝つきがよくなる薬」を紹介していこうかなと思います。
眠くなる薬ってドリエル以外にもたくさん種類がありますよね。
今日はその薬たちの比較なども含めておすすめできたらと思っていますので、是非よろしくお願いします!
ではいきましょう!
ドリエルni
ドリエルに効き目はないの?
先に結論書きます!
先に言ってしまうのは斬新ですが言いますよ!
ドリエルは実際どうなのか?効果があるのか?
正直JONはドリエル、大して効かないと思っています!
やっぱりな!!!
え?と思った方。
風邪薬を飲んで眠くなったり、ぼーっとした経験が過去にありませんか?ドリエルの効きはあの程度です。
もちろん「ものすごく効くよ」って方も中にはいると思いますが、そういう方は検索しないと思いますので、思ったことを正直に書いていきます!
ちなみにですが、JONはこういった類の薬は使わないです。というのも、薬を飲んでぼーっとする経験をしたことはあるのですが、湯舟に浸かって体温が冷えてくるときにも同じような眠気を出すことができるんですね。
なので私はドリエル系の薬は使用せず、湯舟に浸かるようにしています。
正直それで十分だと思いますよ!
ドリエルの正体は副作用
ドリエルが効かないって言ったのは半分本当で半分は過剰表現です。
先にも書きましたが、風邪薬を飲んだ時の眠気や、体のだるさを引き起こす成分がドリエルの正体です。
なので、処方箋をもらって薬局からもらうような睡眠薬とは根本的に薬の効きも、作用する場所も何もかもが違う薬なんですね。ドリエルが大して効きませんという理由は処方箋と比べてということですね。
じゃあ一体ドリエルの成分って何者なの?
あれは抗ヒスタミン剤だよ!
なんじゃそれ
抗ヒスタミン剤とは、蕁麻疹や皮膚のかゆみに使う薬、つまりアレルギーの薬のことです。
みんなが知っている薬だと、虫刺されの「ムヒ」がそれです。
ムヒは軟膏なので眠くなることはないですが、あれを錠剤にしたのが「レスタミン」と呼ばれる薬。どちらもアレルギーの薬で、ドリエルはレスタミンと成分が全く同じなんです。
つまり、レスタミンを飲んだら眠くなるってわかってるなら、それを逆手にとって眠りの薬も販売しようよ!という具合にできたのがドリエルなんですね。
実際の会話はこうであったか不明ですが、もともとの成分はアレルギーの薬なので、眠気に対して効きが弱いのは当然ですよね。
ドリエルが効くのは寝つきが悪い人だけ!
ちなみにドリエルが効くのは、寝付きだけね
寝付きだけってどういうこと?
寝つきは良いけど、夜中起きてしまうような「深い眠り」ができない方には効果はありませんので、その点は注意してください。
そのような深い眠りにつけなくて悩んでいる方にお勧めしたいのが「リラックスナイト」ですね。これは深い眠りにつけるように作られたものなので、特におすすめですよ。
リラックスナイトは自然な眠りをサポートすることができ、私もたまに服用しますよ!例えば、気分が上がっていて眠くならない時、カフェインなどを服用してしまったときなどに筆者のJONは使用するようにしています。
ちなみに余談ですが、処方箋の睡眠薬がガツンと眠くなるのは、体の眠気に関係している部位に「直接」働くことですごく眠くなるんですね。
もともとがアレルギーの薬と、眠りに直接的に効く薬。
強さも違うのは当然か
ドリエルに副作用はあるの?
ドリエル弱いじゃん
もうちょっと言い方考えてよ
このあたりがよく出る副作用かなと思います。こればかりは仕方ないです。
体の構造的に、一つに作用すればバランス的に悪くなるところも出てきます。
例えるなら、シーソーみたいな関係ですかね。普段は絶妙なバランスで釣り合っているけど、何かのきっかけでどちらかに偏ります。これが主作用と副作用の関係だと思っていただけたら幸いです。
ドリエルとお酒
お酒飲むとよく寝れるからさ、ドリエル一緒に飲んでもいい?
絶対ダメ!
じゃあ、2~3時間空ければいい?それなら平気でしょ!
それでもダメ!お酒の分解って思っている以上に時間かかるんだよ!
お酒を飲むなら薬は飲まないでください。
いつもお酒飲んだ後に薬飲むから平気と思っている方も、それはたまたま何ともなかっただけで、何かのきっかけで重大な副作用が出る危険性もあります!
ドリエルに限らず、お酒と薬の併用は絶対やめてください。あなたの体を守るためです。
薬剤師のJONがおすすめする快眠法
ドリエルは寝つきが悪い方は使用してもいい薬だとは思いますが、深い睡眠がとれていない方には意味がないと思います。
そんな時はお風呂入ってください。
お風呂は深部体温を上げます。その後、体温が下がるときに眠気が出てくるのでお風呂はすごく良いですよ。
ホットミルクを飲むといいというのも昔から言われていますが、深部体温を上げることに関係するので考え方は同じです。
私は夜は湯舟に浸かって、ストレッチをしてからベッドに入るようにしています。
本当は、その後はブルーライトは見ないほうがいいので、スマホなどは触らないほうがいいですが私には無理です。
なのでそこは気にせず、携帯を触りながら寝落ち待ちですね。
あくまでも大事なのは「湯船に入ってストレッチ」です。
ここがポイント!
まとめ
本日は、市販されている睡眠補助薬について書きましたがいかがだったでしょうか
実は私が薬剤師として働いている際、睡眠で悩んでいる人ってたくさんいるんだなあと思ったのがこの記事を書こうと思ったきっかけです。
市販の睡眠補助薬は、もともと副作用だった眠気を利用した薬になっているので、処方箋と比べてしまうとどうしても効きが弱くなってしまいます。
しかし初めて使用するような、寝付きが悪い方にとっては良い薬なのではないかなと思います。
どうしようもないときに薬を使用するのは良いと思いますが、その前に湯舟に浸かったり、日中運動してみたりなど、自律神経を整えることの方が重要なのかなと私は思います。
では本日は以上になります!
以上、薬剤師のJONでした。
またねー
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