はじめに
皆さんこんにちは。
薬剤師のJONです。
友人のショーンですー
早速ですが、本日はお母さんたちの悩みの上位に君臨する、赤ちゃんのおむつかぶれや皮膚湿疹について書いていこうと思います!
人間の体は体温調節のために汗をかくので、夏場は汗が原因で皮膚湿疹ができやすいですが、夏以外の汗をかかない時期でも目に見えないだけで少しづつ汗として体外に排出されています。
特に赤ちゃんの場合、おむつを履いていることで湿度が上がりやすく、皮膚湿疹が発症しやすいので注意が必要です。
実際私が薬剤師として働いているときに、赤ちゃんのおむつかぶれの悩みを持っているお母さん達から相談を受ける機会がとても多いです。
すべてのお母さんに言いたいのが、みんな同じ悩みを持っていますよ、あなただけではありませんよ。ということを伝え安心してもらいたいです。
そして、安心して赤ちゃんの皮膚湿疹に対処してもらえるような記事を書いていきますので、是非最後までお付き合いください。
ではさっそくいきましょう!
本日もよろしくお願いします。
おむつかぶれの原因
おい、JON。
俺赤ちゃんの時おむつかぶれが半端なかったらしいぜ。
困ったもんだぜ
え、急に何?どうした?
なんか急に親に聞いた話を思い出してな。
そもそもおむつかぶれってなに?何が原因?
原因はどう考えてもオムツだろ。
お前何も知らないよなホント。怖いわ。
まあ本当はいくつか原因はあるからしっかり聞けよ
おむつかぶれは原因は様々ですが、皮膚湿疹のことを指し、症状も皮膚が赤くなったり、ただれる、水泡ができる、皮膚が剥けるなど様々です。
では早速ですが、おむつかぶれの原因って何だと思いますか?
原因は以下の4つです。
- 蒸れたまま放置
- おしっこやうんちが残っている
- おしりをふきすぎている
- アトピー体質
この4つが代表的な原因になりますので、一つずつ見ていきましょう。
1、蒸れたまま放置
このタイプは、赤ちゃんがおしっこやウンチをしたのにそのままにしてしまったためにおこるタイプです。
お母さんもお父さんも忙しいのですぐに気が付くのは難しいですが、放置してしまうとおむつ内の湿度は上がり、皮膚がふやけてきます。
そして、時間の経過とともに細菌も繁殖しますので、できるだけ早くおむつを替え、おむつ内の湿度を下げてあげることが重要です。
なので、少しでも違和感を感じたらおむつを確認してあげる、もしうんちが出ていた場合はすぐにふき取ってあげるなどをしてあげれば自然と治ってきますので、定期的にチェックしてあげましょう。
2、おしっこやうんちが残っている
これは題名の通りですね。
おしっこやウンチはアルカリ性で刺激性が強い物質であり、さらに赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄く、また免疫機能も低いので簡単に荒れてしまいます。
このタイプは原因がはっきりしているので、おしっこやウンチをしっかりとふき取ることが重要です。
それさえできれば自然と治っていくと思いますので、こちらも安心してください。
じゃあゴシゴシ、これでもかってくらい拭いてあげなきゃね
それ逆効果。
また荒れるよ
3、拭きすぎ
こちらは2番から継続して起こることがあります。
ウンチの拭き残しがあったことで赤ちゃんに湿疹が出てしまった、だからしっかり拭いてあげなきゃ!といった具合に拭きすぎることが原因です。
先ほども話しましたが、赤ちゃんの肌は大人よりも免疫力が弱く、さらに皮膚が薄いためすぐに傷がついてしまいます。
拭きすぎによって傷がついた皮膚がうんちで汚染されると、それも炎症を起こす原因です。
しっかり拭いてるのに何で治らないの?とお悩みの方はこういったことも原因の可能性が考えられるので、少し意識してみてください。
拭き残しも炎症の原因ですが、拭きすぎもおむつかぶれの原因ですよ。
そして、早くきれいに治して安心したい方は、薬を使用するのも悪いことではないですよ。
抗炎症成分が入っていない保湿剤だけでも結構です。とくに赤ちゃんにとって保湿剤の使用は皮膚炎を避けるためにも重要ですので、ぜひ候補に入れてください。
4、アレルギー体質
おしりふきが原因かも。。
拭きすぎッてこと?
一個前でやったよ?ボケた?
違う違う。おしりふきに入ってる成分が原因の子もいるのよ
もともとアレルギー体質であったり、アトピーを持っているような子だと皮膚湿疹が出やすくなってしまいます。
その中でも意外に多いのが、おしりふきの成分に皮膚がアレルギーを起こしてしまうことです。
定期的にチェックしてる、しかっり拭いている、拭きすぎていないのに原因がわからず荒れてしまう場合はこれを疑いましょう。
この場合は、おしり拭きを他社メーカーのものに変えるだけで治ったりしますので、是非違うものを使用してみてください。
対策
原因はわかった。でも大事なのはその対策だろ?
まあな。
対策って言っても、全部同じなんだよ。
前項で原因とタイプ別のおむつかぶれを紹介してきましたが、これらの対策はすべて同じです。
それは肌を清潔に、さらに保湿!これを徹底してください。
この二つは皮膚が弱い赤ちゃんにとって重要ですので、意識して清潔にするのと保湿剤を使用するようにしてください。
清潔にするにはおしり拭きを使用する、水で流すなどがありますが、清潔にした後に次亜塩素酸水を使用することで消毒までできるのでおすすめです。
大人の方と同じ濃度では濃い場合があるので、少し薄めて使用してあげると安心ですよ。
過去記事をご覧ください。
赤ちゃんの肌にも安心して使用できるので、次亜塩素酸の使用を推奨していますが、それ以外の対策についても考えていきましょう。
- おむつをこまめに変える
- よく乾かす
- 拭きすぎない
- 他社メーカーに変える
- 薬を使用する
- 保湿する
一つ一つ見ていきましょう。
1、おむつをこまめに変える
これさっきも言ってなかった?
言ったね。基本的には一緒なんだよ。
清潔にしてもらうことが本当に重要なの
いきなりですがおむつはものすごく蒸れます。おしっこをしていない時でも蒸れるので、おしっこをした後の湿度は100%になります。
この状態では何かしらの不具合が出て当然と考えるべきなので、おむつをこまめに変えてしまうのが理想です。
湿気は天敵であることをご理解いただけたら嬉しいです。
2、よく乾かす
これも1の内容とかぶりますが、おしりを乾かしてあげましょう。
特におしりふきを使用した後、そのまま湿った状態でおむつを履かせるのはおすすめしません。
そのまましばらくおむつを履かない時間を作るか、しっかりと乾かすなどの対策が必要かなと思います。
3、拭きすぎない
おしりふきなどで拭きすぎないこと。
拭きすぎると皮膚が傷ついて,
感染を起こしやすくなってしまうことを頭の片隅に入れてください。
拭き残しもよくないですが、拭きすぎもダメです。
4、他社メーカーに変える
ネットでおすすめの商品を見つけたとしても、赤ちゃんには合わないかもしれない、アレルギーが出るかもしれないので、不調がでたら他社メーカーに変更するのも一つの手です。
基本的に大手メーカーの商品は赤ちゃんの肌にやさしい素材を使用しているので安心して使用できるのですが、それでも稀に合わないこともあります。そういった場合は変更も検討ください。
5、薬を使用する
赤ちゃんの肌はとても敏感なので、しっかり治すには薬を使用するのをおすすめします。
抗炎症作用の成分と保湿作用の成分が入っているものがおすすめです。
そのままランキングに行きましょう!
おすすめの薬ランキング
薬を使うのはわかるけど、どれが赤ちゃんにも安全なの?
結局どれ?
結局この2つでOKだよ
紹介したいおすすめの商品をまとめていきます。
おすすめ度1位
薬剤師の私のおすすめは圧倒的にこれです!赤ちゃんから大人まで、肌が弱い方に幅広く使用できます。おむつかぶれの代表です。これは常備してください。
おすすめ度2位
ポリベビーより強いものが欲しければこちら!5種類の有効成分配合!
正直おすすめを10選ほど選ぶつもりだったのですが、上記の2選ですべてを補えてします。
正直ポリベビーは必須といってもいいくらいの代表的な薬です。それに加え、おすすめ度2位の防腐剤不使用の保湿剤を併用するのが私のおすすめです。
併用するのが一番いいのですが、もちろんデプリゼクリームだけの使用でも十分におススメです。
ちなみに2位のデプリゼクリームは、ママも赤ちゃんもいっしょに使えます。
おむつかぶれと同じくらい赤ちゃんの悩みとして多いあせもはこちらをご覧ください。
まとめ
今日は、おむつかぶれの原因と対策、おすすめの薬をご紹介しましたが、赤ちゃんのおむつかぶれは多くのママたちが悩んでいます。
なので安心してください。悩んでいるのはあなただけではありませんよ。
筆者のJONは薬剤師として働いていますが、毎日多くのママさんが赤ちゃんのおむつかぶれについて質問してきてくれます。
その際、必ずといってもいいほどご紹介しているのが1番のポリベビーと2番のデプリゼクリームで、併用してくださいとご紹介しています。
どちらもいい商品ですので、ぜひ悩んでいるママさんたちは使用してみてください。
では今回は以上です!
以上、JONでした。
またねー
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