消毒用エタノールは濃度の違いで効果は変わる?おすすめの商品も薬剤師が紹介!

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はじめに


皆さんこんにちは。

JON
JON

薬剤師のJONです!

今日は消毒薬の中で一番有名な、そして多くの人が使っている消毒用アルコールを書いていきますね。

消毒用アルコールの濃度で変わる効能の違い、副作用などまとめて書いていきますのでよろしくお願いします。

消毒用アルコールの効果

消毒用アルコールが効果的なのは皆さん知っていますね。

ではなぜ効果があるのか?どの程度の強さなのかはどうですか?

そこまで詳しい話は分からないよ。。。って方が多いんじゃないですか?

一つ一ついきますね。

アルコールが膜にアタックする

JON
JON

ウイルスの膜をアタック!


なぜ効果があるのかは簡単に言えば殺菌効果があるからですよね。

でももっと詳しく説明すると、消毒用アルコールは、ウイルスや細菌が持つ脂っこい膜をぶっ壊すことで効果があるといわれています。

ただ、全ウイルスが脂の膜を持っていないので、「効く」「効かない」が出てきます。

消毒用アルコールの強さは?

JON
JON

強さは中間!


実は消毒剤としては中間くらいのあたりに位置します。

効く菌もあれば効かない菌もあるのが消毒用アルコールの特徴になります。

余談ですがさらに強い消毒剤、気になりませんか?

一番強いのは「グルタラール」と呼ばれる消毒薬です。

これ最強です。全「菌」、全ウイルスの消毒、除菌ができます。

しかし人体にすごく有害なので人間に対して使うことは危なすぎてできません。

では人体に安全性が高くて一番強いのは?

次亜塩素酸水」が一番安心して使えて、さらに効果も抜群の消毒薬になります。

次亜塩素酸水のほうが消毒用アルコールよりも効果が高いのでおすすめになりますし、薬剤師のJONは次亜塩素酸水しか使いません。そして、医療の現場でも次亜塩素酸水が使用されているので、私JONは次亜塩素酸水をおすすめですね。

話を戻しますが、消毒用アルコールは濃度の違いによって効果が変わってくるのも特徴なので、次はそちらを見ていきましょう。

アルコール消毒の濃度別効果

JON
JON

効果が高いのは濃度80%まで

アルコール消毒といってもいくつも種類がありますよね。

今回はメーカーの違いではなく、濃度の違いについて書いていきます。

ただ濃度が異なるだけで効果が大幅に変わってきますので、グラフにまとめました。

先に言っておきますが、不思議なことに濃度が100%に近付くほど効果も比例して上がるわけではないので、そこは覚えて帰ってほしいです

では違いをまとめていきましょう!

エタノール濃度  死滅時間
1~8%静菌作用
8~20%30分~48時間
20~40%10分~30分
40~80%5分以内
80~99%10分~30分



これを見てもらえればわかる通り、濃度が100%だからといって効果は上がりません

消毒用アルコールの場合、80%前後の濃度を選ぶようにすると菌を殺す確率が高くなりますので、その点も意識してみてください。

私JONは80%付近のものを選ぶようにします。

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薬剤師のJONがアルコール消毒を行う前にやること!

ショーン
ショーン

いきなりアルコール消毒していいの?

JON
JON

ダメダメ!まずは手を洗うのが先

アルコール消毒を行うためには、その前に手洗いするのが大前提です。

そしてウイルスから身を守るためには、うがいをすることも本当に大事だから忘れないで!

ショーン
ショーン

やっぱり基本に戻って、手洗いうがいが大事なのね!

手洗いも、ただやるだけよりも正しい方法でやるのが大事。

正しい方法は時間もかかるし、目安となる時間はなんと1分!

でも毎回きっちり1分測るのもめんどくさいし、もっと簡単な目安を知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

JON
JON

ハッピーバースデートゥーユー♪

コロナ感染を予防しよう!免疫力アップをしよう! | HaruChannel
コロナの感染を防ぐには風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に一人一人の咳エチケットや手洗いが重要になってきます。 風邪に効くといわれる予防対策を集めました。 そもそもコロナウイルスとは?
ショーン
ショーン

「ハッピーバースデー」に「あいうえお」
この人天才か??

JON
JON

少なくとも100%君よりは天才だね

アルコール消毒のデメリット

ここはさっと書きます。

皆さんも身に覚えがあると思いますが、手が乾燥します。

これはアルコールが手のひらの水分を奪ってしまうことで起こる症状なので、使い過ぎには気を付けてください。

カサカサになってものすごい辛いですよ。

手がカサカサになるのを見越して、アルコール消毒をした後にハンドクリームで保湿してしまうのもおすすめですよ!私はアルコール消毒を行う際はハンドクリームも一緒に使用するようにしています。ハンドクリームは何でもOKです!

まとめ

今回は以上になるのですがいかがだったでしょうか?

アルコール消毒といってもたくさん種類がありますが、見てほしいのはグラフでも示した通り濃度を確認して用途別に選ぶようにしてください。

手指の消毒ならば40~80%の濃度のものを選ぶと、しっかりと消毒してくれますのでおすすめですが、手のひらの水分を取っていってしますので乾燥には気を付けてください。

なので、JONの結論としては消毒用アルコールとハンドソープを一緒に使用すること、もしくは次亜塩素酸水を使用するようにするといいのかなって私は思います。

では本日は以上です。

以上薬剤師のJONでした。

またねー

コメント

  1. […] […]

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