新型コロナウイルス感染抑制にオゾンガスと発表?オゾンガスは安全なのか毒性を薬剤師が解説

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はじめに

皆さんこんにちは。

JON
JON

薬剤師のJONです

ショーン
ショーン

友人のショーンですー

新型コロナウイスの最新情報が2020年8月26日に発表されたので、今日はその情報をまとめようと思います。

内容としては、現時点で発表されたわかる範囲での記事になりますので、いつもの記事よりも量が少なく読みやすくなっているかと思います。

そして、新型コロナウイスに対する特効薬やワクチンの情報ではなく、感染抑制が可能になった情報です。しっかり書いていこうと思いますので、本日もよろしくお願いします。

では早速行きましょう!

新型コロナ感染抑制にオゾンガス

ショーン
ショーン

なあ、JON。
コロナウイルスを防ぐ情報が出たって聞いたんだけど、本当?

JON
JON

本当だよ。お偉いさんが発見したみたい

2020年8月26日、藤田医科大学の村田貴之教授が発表した内容で、新型コロナウイスに対してオゾンガスが効果があると発表がありました。

オゾンガスは高濃度だと人類に毒性があるため懸念されていましたが、人体に影響が少ないと国で定められている「0.1ppm」という低濃度でコロナウイスの状況を見る実験を行ったところ、オゾンガスを使用しなかった場合と比べて、ウイルスの量が4.2%にまで減少した模様です。

ショーン
ショーン

なんか難しいんだけど、つまりどういう事?

JON
JON

つまり、オゾンガスを使用しなかったときのウイルス量を100とすると、オゾンガスを使用すると4.2まで減るってことがわかったの

これが新型コロナウイルスの治療につながるわけではありませんが、医療施設や、密になりやすい場所で散布することでコロナウイルスの感染力を抑えることが出来ると期待されています。

未だにワクチンや特効薬が発見されていない中、治療する方ではなく、予防する方に進展があったのは心強い発見なのではないかと思います。

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オゾンガスの毒性

今回発見された感染抑制効果があるとされたオゾンガスの濃度は国が定める低濃度の範囲内なので安心して使用できるようですが、そもそも高濃度のオゾンガスは人類にとって毒性が高いので注意が必要でもあります。

高濃度のオゾンは酸化力がとても強いので、各組織に炎症を起こします。

オゾンガスを浴びることで一番わかりやすい症状は、喉や鼻が風邪をひいたときのように炎症を起こし、ヒリヒリする感覚が現れます。

そのままオゾンを受け続けると、咳、頭痛、脈拍増加、体痛などが現れ始め、最終的には肺水腫を発症し、死に至ることもあります。

ショーン
ショーン

オゾン超危ないじゃん!
大丈夫なの?安全に使用できるの?

JON
JON

人間に使用できるように低濃度で実験を行ったから大丈夫。
安全性を考慮してるよ

オゾンガスは高濃度では人体に毒性がありますが、今回の実験結果のような低濃度では、安全にコロナウイルスを予防できることがわかったので、医療機関などで使用される日も近いかもしれませんね。

まとめ

本日は、コロナウイルスがオゾンガスによって不活性化され、感染力が弱まることについて記事にしましたが、いかがだったでしょうか?

オゾンは酸化力が強いのでコロナウイルスに対しても効果があるようですが、濃度を誤ると人体に危険が及んでしまうので使用には注意が必要ですので、オゾンガスが一般に出回ることはないと思います。

あくまでも個人が使用するわけではなく、社会的に密になりそうなところに使用するようなものになるので、一個人は恩恵は受け辛いかもしれませんね。

しかし、こういった前向きなニュースを得られることはうれしいことですね。

これからもこのような技術の進歩に期待していきたいと思います。

では本日は以上になります。

以上、薬剤師のJONでした。

またねー

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